食を考える

2020年12月10日 15時40分

5,6年生が、総合的な学習の時間に「日本の食」について学習していました。

パソコンを使って、自分が決めたテーマについて調べノートにまとめます。

食品ロスについて調べていた児童に、感想を聞くと、「ロスは年々減っているので、私も気を付けたい。」とのことでした。

松山市は、「50万人以上の都市で一人当たりのごみの排出量」が最小で、市民の意識の高さが分かりますね。

自給率について調べていた児童は、「もし輸入先の外国で何かあったら、日本人は食べるものがなくなってしまう。限られた人しか食べられなくなるのでは。」と危惧していました。

 

昔、社会科の「輸入と輸出」の授業で、「天ぷらそば」を使ったことがあります。

「一杯の天そば」の具材の自給率(国内産)から、「日本の食」を考えたのです。

さて、みなさんはどれくらいと思いますか?

そば粉・・・20%   小麦粉・・・14%  

天ぷら油(なたね)・・・0,04%   海老 ・・・ 5%

かまぼこ(すり身)・・56%   ネギ ・・・86%

ですから、万が一食材の輸入がストップしたらどうなるでしょう。

私たちは、ほぼネギの、そもそも天ぷらですらない小さな海老が載った、そして高額な天そばを食べることになってしまうのです。

かなり危うい状況ですね。