浮いて待つ
2021年6月28日 16時32分5校時に、「海の安全教室」が行われました。
今年も、海上保安庁の方を講師にお迎えしての学習です。
昨年度は座学でしたが、今年は実技ということで児童も気合が入っています。
お話を聞いた後、準備体操をして水に入りました。
まず、川や海の流れの強さを体感しました。
小プールに入りみんなが同じ方向に歩くと、かなり強い流れが生まれます。
先生の合図で逆方向へ向きを変えると、強い流れに足をすくわれ低学年は流されてしまいました。
川などで、膝ほどの流れでも軽く見てはいけないことを体感しました。
次に、もし海や川に投げ出されてしまったら靴やサンダルは脱がずに、浮力を生かすことを学びました。
確かに履いている方が足元は浮きます。
次はペットボトルを活用して頭を浮かし、呼吸を確保する方法を身に付けました。
最後は、救命胴衣を着用して浮く訓練です。
いずれの方法も、生きるために「浮いて待つ」ことが大前提です。
慌てて泳いで、無駄な体力を使うことが危険なのだそうです。
「パニックを起こさず、冷静に対処する」これが一番難しいことかもしれません。