信頼される子35

2022年6月1日 08時41分

伝えたいことがあれば、子どもたちは、どんどん話をしてきます。
本校では、コミュニケーション能力を育てる活動の充実を目指して、研修を進めています。
まずは、「話したいなあ。」と思えることが、第一歩です。
そういう場面をしっかり捉えて、研修を進めていきたいと思います。

低学年の教室では、図画工作で、絵の具の使い方の学習をしていました。
色が混じらないように着色をする練習中です。

「何を描いているの?」と聞くと、
「虹。ここの色は・・・・・。○○ちゃんと○○ちゃんと・・・・・」と、話が止まりません。
「しまった、授業中。担任の先生に迷惑をかけてしまった・・・」と思いつつ、話を聞いていました。
虹の色にも子どもなりの理由があり、描かれている人物にも思いがいっぱい詰まっています。
「校長先生も。」と絵の中に参加させてくれました。
子どもの頭の中には、お話ができており、それを描きながら説明してくれます。
子どものいきいきとした顔。
自分の思いを絵で、話で表現していました。


「お話してくれて、ありがとう。校長先生を描いてくれて、ありがとう。」
子どもらしい感性に触れ、うれしくなった一場面です。
このような子どもの姿を大切に、信頼される子を育てていきたいと思います。