信頼される子36

2022年6月2日 08時43分

立岩小は、学校生活だけではなかなか経験できにくい活動を子どもたちに体験させるため、出前教室等を積極的に活用しています。
今日は、
講師の先生をお招きして、俳句活動を行いました。
 
俳句の特徴についての話があった後、学校内を吟行したり
、詠んだ俳句を鑑賞したりしました。
初夏の校庭を吟行する中で、講師の先生から様々な季語を教えていただき、季節をしっかりと感じることができました。
    
一人一句詠んだ俳句を鑑賞し、子どもたち、教職員が好きな俳句を紹介し合いました。
    

活動後、子どもたちは、「講師の先生にまた来てほしい。」「楽しかった。」「上手な俳句ができた。」などの感想を発表しました。

子どもたちが、夏の立岩の自然に触れ、「立岩のすてき」をたくさん見つける機会になりました。
今後も、「立岩が大好き」と思える心豊かな子どもを育てていくよう、様々な活動を取り入れていきたいと思います。

信頼される子35

2022年6月1日 08時41分

伝えたいことがあれば、子どもたちは、どんどん話をしてきます。
本校では、コミュニケーション能力を育てる活動の充実を目指して、研修を進めています。
まずは、「話したいなあ。」と思えることが、第一歩です。
そういう場面をしっかり捉えて、研修を進めていきたいと思います。

低学年の教室では、図画工作で、絵の具の使い方の学習をしていました。
色が混じらないように着色をする練習中です。

「何を描いているの?」と聞くと、
「虹。ここの色は・・・・・。○○ちゃんと○○ちゃんと・・・・・」と、話が止まりません。
「しまった、授業中。担任の先生に迷惑をかけてしまった・・・」と思いつつ、話を聞いていました。
虹の色にも子どもなりの理由があり、描かれている人物にも思いがいっぱい詰まっています。
「校長先生も。」と絵の中に参加させてくれました。
子どもの頭の中には、お話ができており、それを描きながら説明してくれます。
子どものいきいきとした顔。
自分の思いを絵で、話で表現していました。


「お話してくれて、ありがとう。校長先生を描いてくれて、ありがとう。」
子どもらしい感性に触れ、うれしくなった一場面です。
このような子どもの姿を大切に、信頼される子を育てていきたいと思います。



 

信頼される子34

2022年5月31日 09時56分

一週間の中で、立岩小がにぎやかになる火曜日。
常勤の教職員だけでなく、外国語アシスタントや非常勤の教員等が、子どもたちの学習に携わってくれています。
いつも、立岩の子どもたちのために、ありがとうございます。


低学年は、運動場で元気いっぱい体を動かしていました。
   
中学年は、理科の学習です。
   
高学年は、英語の学習です。
今日は、ALT、外国語アシスタント、学級担任との授業でした。
  
いきいきと活動している立岩っ子です。

信頼される子33

2022年5月30日 11時01分

新型コロナウイルス感染症対策をしながら、高学年は、調理実習をしました。
小規模の利点を生かした実習です。
調理台は、一人1台です。
密になることなく、調理ができます。
また、一人1実習をするため、子どもたちの技能面や理解面等にも有効です。

今回が3回目の調理実習になります。
3
種類の食材(子どもたちが考えた野菜等)をゆでてサラダを作ります。
また、ドレッシングも手作りです。

実習も3回目となると、手際よく調理器具を出し、調理を開始していました。
  
分からないことがあると、「どうするのですか。」とすぐに聞いてきます。
この部分は、すぐに対応できるという小規模校の強み
でもありますが、まず自分で考えるまたは、調べるという点からすると、弱い部分でもあります。
実習計画は立てています。
また、調理自習前の確認もしています。
だからこそ、
「自分のプリントで確認してみましょう。」の声掛けで対応です。
「あ、分かった。」と、調理を進めていた子どもたちです。
短時間で効率よく、調理を終えました。
いしいサラダが完成し、黙食でいただきました。





信頼される子32

2022年5月27日 09時07分

昨晩の雨による今朝の会話から・・・

昨晩、雨のおかげで、まぶし
いほど緑が美しく見えます。

【会話1】
登校してきた子どもから、
「今日、サツマイモ畑、だれもいないよね。水やりに行かなくていいんかな。」
という声が聞こえてきました。
すると、
「昨日、雨降ったし。」という友達の声。
「あっ、そっか。」
その子どもは、雨が降ったので今日は水をやらなくていいんだということに気付きました。

「水やりをする」という毎日のルーティーンで、天気等を考えずに水をやる子どもがたくさんいます。過去には、雨が降っているのに水やりをしている子どもを見たことがあります。

「なぜ、水やりをするのか」の、「なぜ」を大切にしていきたいと思います。
今回の水やりは、1例ですが、日頃から「なぜそれをするのか」という「なぜ」を大切に、教師も言葉掛けをしていきたいと思います。
また、子どもたちにも、「どうしてするの?」「なぜ」という考える言葉掛けにより、考える機会を持たせていきたいと思います。


【会話2】

「昨日、かみなり様鳴った?」
「どうして?」
「だって、おへそ隠さないといけないでしょ。」
そうです、かみなり様が鳴ったら、おへそを隠すんだった!
子どもらしい発想に触れました。
この感性を大切にしたいと思います。

今日も、子どもたちは、元気に学習に取り組んでいます。
        

信頼される子31

2022年5月25日 09時15分

サツマイモの水やり。
水道がないため、水を運ばなくてはいけません。 
   

さらに、気温も高くなり、大変さも増しています。
しかし、その分、子どもたちの工夫も見られるようになっています。

バケツで運んだ水をじょうろを使ってペットボトルに入れる上学年。
ペットボトルで水をやる下学年。
役割分担ができています。
    
さらに、最近、ペットボトルの大きさによって、水を入れる方法を変えている上学年。
じょうろからだけでなく、直接バケツの中へ。
    

より効率を求めての工夫のようです。
大変さは、工夫の源。
子どもたちのアイデアが光る場面でした。
サツマイモ畑は、子どもたちの中で、工夫をしながら助け合ったり、アドバイスをしたりと、大切な学びの場になっています。

信頼される子30

2022年5月25日 08時43分

「気付き、考え、実行する」
青少年赤十字の態度目標です。

今日は、JRC登録式がありました。
1年生もバッジを付けてもらいました。
 

朝、担当の中学年の女子が、登録式の役割分担のことを話してくれました。
少し緊張していたのでしょう。
しかし、立派な態度で役割を果たしていました。
  

他の学校では、集会の企画・運営は、高学年の役割になりますが、立岩小では、そうは言っていられません。
中学年から役割分担があり、責任も出てきます。
最初は失敗もありますが、繰り返し経験することで、心の成長が感じられます。
小さい学校ならではの、大変さとよさの一つです。

校長先生の話の中で、「気付き、考え、実行する」信頼される子どもの具体例の紹介がありました。
子どもたちの頑張りを本人に伝えるだけでなく、学級担任が学級で伝え、さらに全校の子どもたちに、そして、保護者にも伝えています。
頑張りを認め、さらに広げてく「互いのよさを認め合う」よい循環が作れるよう、努力しています。

~ ~ ~  サツマイモの世話から  ~  ~ ~

「頼される子27」で紹介したエピソードに続きがありました。
今朝もサツマイモの水やりを行っていた子どもたち。
今日は、先日、高学年を助けた中学年の女の子がバケツを運んでいました。
すると、後から来た高学年の女の子(助けられた子)が、当たり前のようにバケツを一緒に持って運んでいました。
優しい気持ちの広がりに、信頼される子発見!とうれしくなりました。



信頼される子29

2022年5月24日 09時53分

今日も落ち着いた生活、スタートです。
さえずりがシャワーのように降っている立岩小です。

子どもたちは、学習に集中していました。
低学年は、涼しい時間帯に体育です。
新緑の中、体力つくりに励んでいました。
 
中学年は、ICT支援員さんと一緒に、TEAMSの基本的な操作の学習です。
 
また、理科の学習では、さなぎの羽化を実際に見た後、タブレットを活用して、観察記録を作成です。
もんしろちょうが出した水分(箱の底についている水分)についての説明もしてくれました。
   
高学年は、外国語。
聞き取りを頑張っていました。
何回も聞いていると、「あ、わかった。」という声。
 
休み時間と授業中のメリハリがついています。

信頼される子28

2022年5月23日 09時57分

春から夏に季節が変化しています。
立岩の自然も、夏に向けて変わっています。

子どもたちと校内吟行を行いました。
五感(目・耳・鼻・手・心)を使って、俳句の種探しです。
この時間を大切に、発見したこと、気付いたことなどをメモして、俳句創作に生かしていきます。
     
今年度、俳句創作を通して、豊かな心を育てていきたいと考えています。
具体的には、
1 感性を磨くこと
2
地域のすばらしさを発見し、さらに、大好きになること
3 語彙力を高めること
4 鑑賞を通して、自分や友達のよさを理解する手助けにすること
をねらいにしています。

俳句の種がどのような俳句に育つか、今後の活動が楽しみです。
完成した俳句は、公民館等での掲示や保護者用文書で紹介しますので、お楽しみに!

 

信頼される子27

2022年5月20日 08時41分

サツマイモ苗植え集会で植えた苗の水やりをしています。
三角畑には、水道がないため、学校から水を持っていく必要があります。
バケツで運んだり、ペットボトルに入れて運んだりしています。
  

~~ 水を運ぶ場面で ~~

バケツに水を入れて運んでいた高学年の女の子。
結構、水が入っていたので重かったのだと思います。
「重い!」という声が、高学年から聞こえてきました。
すると、そばにいた中学年の女の子が、「いっしょに持つよ。」と、バケツを持って運ぶ姿が見られました。
中学年は、ペットボトルを持っていたにもかかわらず、バケツとペットボトルを運んでいきました。
友達が大変だと気付き、「一緒に運ぶ」という行動に移せた子どもです。
気付いてもそのままにしておく子どももいる中、優しい気持ちを行動に移せた信頼される子です。
その後、その子は何事もなかったように、水やりを頑張っていました。
心が温かくなる瞬間でした。